長い人生の中でも30代は大きな転機を迎える時期。
夢や理想を追いかけた10~20代よりも、より現実的に将来を捉え、生き方を決めていかなければならない年代だ。
そんな30代を迎えた女性たちは、将来設計をどのように考えているのだろうか。
オルビスは30代女性に向けたウェブサイト「肌プランニング応援サイト」(http://hadapla.jp/)をオープンするにあたり、「人生プランニング」に関する調査を実施した。
この調査は30~39歳の未婚女性500人を対象に行われたもの。まず、「将来への不安度」について、パーセンテージで表すと何%かをたずねたところ、平均は「66%」となった。
中でも8%の人は「将来の不安度が100%」と回答している。
では、その不安要素はどのようなモノなのだろうか。具体的に「不安に思っていること」をたずねると、トップは「お金」(79%)に。
これに「仕事」(54%)、「結婚」(43%)、「健康」(41%)と続いた。
ちなみに「肌」(12%)は「日本の政治」(10%)を上回り、「自分の肌の将来のほうが日本の政治よりも不安」という結果となっている。
続けて「自分は将来設計ができているほうだと思うか」との質問では、「設計できている」との回答はわずか16%。
84%は「設計できていない」と回答している。ちなみに「自分のことをノープランだと感じることがあるか」との質問では、「ある」は86%に。
「ノープランだと感じる時」としては「周囲が将来について語るとき」(39歳/東京都)、「友だちが家庭を持ったとき」(34歳/京都府)などの声が寄せられ、
周りの人と自分を比較したときに「ノープラン」を実感する人が多いようだ。
そして「現在の貯金額」についてたずねると、平均は「316万円」に。
ただ、「0円」との回答も22%に上り、5人に1人は貯金のない生活の中で将来への不安を募らせていることがうかがえる。
ちなみに「40歳になったときの目標貯金額」の平均は「763万円」だった。
さらに「結婚の価値観」についてたずねると、「結婚は絶対にしたい」(27%)、「結婚は機会があればしたい」(49%)、「結婚はしなくてもいい」(24%)に。
また、「結婚はしたい」と回答した76%(絶対にしたい+機会があればしたい)に対して、「何歳までに結婚したいか」とたずねたところ、平均は「41歳」となった。
最後に「自分の肌が老化するのは何歳からだと思いますか」との質問では、平均は「31歳」に。
その理由としては「実感したから」(33歳/東京都)、「守りに入ったのがこの頃だった」(39歳/愛知県)などの声が寄せられている。
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