2011年5月8日日曜日

民家に侵入して足を盗んでいった泥棒

アメリカのある民家に泥棒が忍び込み、住民の足を盗んでいくという事件が起こりました。

金目の物も盗んでいった上での犯行とのことですが、一体なぜ泥棒はそんな物に目をつけたのでしょうか。

事件の詳細は以下から。

ある日の深夜、オンタリオ州・ウェランドにある男性の自宅に泥棒が侵入し、男性と2人の子どもたちが眠っている間に家を荒らし、
財布や薬、仕事用のかばんなどに手をつけたあげく、男性が普段使用している義足まで盗んでいきました。

被害者の男性は睡眠薬を服用して深い眠りについていたため、泥棒の侵入時には物音にまったく気づくことができませんでしたが、眠る前、確かに取り外した義足を枕元に置いておいたそうです。
そして事件当日の午前2時、異変に気づいた息子に起こされ、すぐに義足が盗まれてしまったことに気付いたとのこと。

男性は14歳のときに列車にひかれて脚の一部を失って以来、ずっと義足で生活をしていましたが、幸い古い義足のスペアを持っていたため、新しい義足を用意するまで満足に歩けないという状況は回避することができました。

義足の価格は決して安くなく、代わりの義足を購入するには約1万ドル(約83万円)もの大金が必要ですが、かといって売って換金できるというようなものではありません。
「義足を盗んだって何にもならない。足を返してもらいたい」と男性は悲痛な訴えを上げています。

義足も金品の内に入ると思っての犯行なのかもしれませんが、一刻も早く男性に義足が戻ることを祈るばかりです。



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